うつからの復帰における主治医との関係性

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こんにちは。リヴァトレスタッフの青木です。

『主治医との関係性』は“定番のお悩み”?

今日は『主治医との関係性』と、私たちが取り組んでいる『通院同行』について、ご紹介しようと思います。
「『通院同行』って何?」と思われた方もいるんじゃないでしょうか?

そうですよね。「一人で行けますよ!」って確かに。

でも私たちにとって『主治医との関係性』は、多くの利用者さんから相談される“定番のお悩み”なのです。

「悪くは無いのだけれど、最近のやり取りはあまり変化が無い。
自分の症状は良くなっているのだろうか?」

「○○について聞きたいのだけど、
あまり先生の時間をとったら悪いし…。どうしよう?」

「リヴァトレでの取り組みについて説明したいのだけど、
今一つ伝わっていない気がする…。」

などなど。

そこで、私たちリヴァトレのスタッフが同席し、なかなか質問しにくいことなどについて“代わりに質問をする”というのも有りなんです。

先生方も案外、第三者から改めて質問されることで、普段より丁寧に説明してくれたりするものです。

「え、じゃあ、リヴァトレのスタッフって便利屋みたいですねー」
と言われそうですが、いやいや、私たちもちゃんと目的を持って同行しています。

『通院同行』の目的

リヴァトレでは、利用される方々一人ひとりのゴールに向けて、目標を設定し、それを達成するためのトレーニングプランとも言うべき『支援計画』というものを創ります。

その『支援計画』は、主治医の治療方針に合致しているか確認する必要がありますし、懸念点を指摘してもらったり、アドバイスを加味したりすれば、よりよい計画へと改善できる可能性もあるのです。

また、こちらからリヴァトレ内での取り組みについてお伝えすることで、主治医の先生に「ご本人とはまた違う視点からの情報を得られて、治療に活かせる」と歓迎されるケースも有ります。

復職・再就職を支援するリヴァトレはある意味、『(徐々に)ストレスをかけて行く場所』ともいえますので、利用されていると一時的に症状の悪化が起こることもありえます。
そうした事態に、適切に対処する上でも、医療との連携は不可欠。何か起きてから出向くのではなく、事前に連携出来ていることが望ましいのです。

そうは言っても、もちろん、全ての方に通院同行を強制している訳ではありません。

ご本人が不要と考えていて、状態もすこぶる良い場合などに、むやみに同行することはありませんので、ご安心を。

あくまで、皆さんの治療とリハビリ、復帰に向けたトレーニングを、より効果的なモノにする為のお手伝いをしたいだけなんです。
ですので、有効活用して下さいね。

余談ですが、通院同行の際に診察まで1時間程度待つことも有るんですが、その間に色々と普段は出来ない会話ができたりして、個人的には「良いなー」と感じています。
利用者さんがどう思っているかは分からないですけどね(笑)

補足:リヴァで行っているサービスについて

リヴァでは「リヴァトレ」という職場復帰支援(リワーク)を行っており、職場へ通勤するようにセンターへ通いながら、よりよい復職・再就職を目指すトレーニングをすることができます。

主治医から復職の許可が下りても、すぐに職場に復帰したり、あるいは就職活動をするのは不安であったり難しく感じられる方もいるでしょう。体調が回復し今後の生活やキャリアについて考える余裕が生まれた段階で、一度相談してみるのはいかがでしょうか。

また、センターへは週2日から通所可能なので、完全に回復していない方でも少しずつトレーニングをすることができます。

特に以下の方にお勧めです。

  • 働くための生活リズムを整えたい方
  • 服薬と休養以外のストレス対処法を身に付けたい方
  • 職場で働く力の回復・向上を目指したい方
  • 働き方・生き方の再構築をしたい方

センターの無料見学・体験も可能です。また『よくある質問』についてもまとめておりますので、ご参考ください。
(参考:リヴァトレ よくあるご質問

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この記事を書いた人
青木 弘達 株式会社リヴァ 取締役

公認心理師/社会保険労務士 有資格者
小売業のマネージャーとして、店舗運営から人事労務に携わる。退職後、社労士事務所を開業。企業に対して、就業規則の作成や職場のメンタルヘルスケアに関するセミナーを展開。個人に対して、埼玉労働局と契約しカウンセリング及びセミナーを行った経験を持つ。2011年に株式会社リヴァ立上げに参加。

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