【関西エリアの方向け】復職支援プログラムが自宅から受けられるリヴァトレ大阪本町のオンラインリワーク

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「復帰に向けて何かしたい!でもまだ体力に自信がないので、長時間の外出が不安だ…」

「リワークのプログラムを受けてみたいけど、自宅から遠すぎる...」

このような皆さまに向けて、リヴァトレ大阪本町では、2024年11月より兵庫県、京都府、奈良県、三重県、和歌山県、滋賀県にお住まいの方を対象に、オンラインリワーク支援(以下、オンラインリワーク)をスタートしました。

うつ病などメンタル不調で休職・離職中の方を対象に、約14年間で蓄積した支援のノウハウと「オンライン」の強みをかけ合わせた支援を関西エリアに届けてまいります。

この記事では、リヴァトレ大阪本町のオンラインリワークについてご紹介します。

(2025年1月現在、関西エリアを主な対象とするオンラインリワークは、リヴァトレ大阪本町センターが担っております。)

一人一人に合わせたプランで社会復帰を目指せるリワーク「リヴァトレ」とは

リワークとは、「Re-Work(再び働く)」を意味しており、うつ病や適応障害など、精神面の不調からある程度まで回復したメンタルヘルス不調者を対象に、職場・社会復帰の準備をするプログラムのことです。

株式会社リヴァでは、復職・再就職支援サービス「リヴァトレ」を提供しています。リヴァトレでは対人コミュニケーションやストレス対処法など、利用者の特性や体調に合わせた様々なプログラムが用意されており、利用者一人一人の特性や体調に合わせた復帰プランを作成します。

プログラムを通じて自分の強みや課題を見つけ、「どのように働きたいか」をじっくり考える時間を持つことができます。結果として、自分らしい働き方を見つけ、無理なく社会復帰を目指せるのがリヴァトレの大きな魅力です。

自分がどんな状況でストレスを感じるのか、自身の不調につながるきっかけやサインを察知し、対処するための心身健康マニュアルを作成するプログラムなど、ストレス対処法を学べるプログラムも充実しています。ストレス対処法を学ぶことで、再発防止に効果的です。

同じ悩みを持つ仲間と共感し合い、時には試行錯誤をしながら支え合うことで、自宅療養だけでは得られない孤独や不安の解消にも繋がります。

通常はセンターに通う形でご利用いただきますが、なかなか通所が難しい方へ向けて、一部センターではオンラインでプログラムを受けていただくことが可能です。

リヴァトレ大阪本町のオンラインリワーク

リヴァトレ大阪本町では、心理系プログラム・ビジネス実践プログラム・キャリア系プログラムを含めたほとんどのプログラムをオンラインで提供しています。オンライン会議システムZoomを使用し、午前・午後にそれぞれ2時間のプログラムを実施する形式です。

プログラム以外に、オンライン上で一人ひとりの復帰プランに合わせた自習の計画や振り返りのサポートも行っています。

定期的な面談もオンラインで実施しています。職場の上司や人事の方、産業保健スタッフなどを含めた面談が必要になった場合にオンラインで対応することも可能です。

またオンラインでの利用をご希望の場合でも、通所での利用も併用いただけます。ご希望の職種や体力の回復状況に合わせて、都度スタッフと相談しながら訓練方法を決めていきましょう。

※一部オンラインリワークに対応していないプログラムがあります。(アサーションプログラムの一部、グループワーク、スポーツ)

オンラインリワークではどんなサービスが受けられる?

集団認知行動療法や自己分析といった心理系プログラム自分に合ったストレス対処を明確にするワークなど、ほとんどのリヴァトレプログラムをオンライン受講できます。

各プログラムでは、オンライン上で数名の参加者とスタッフからなるグループに分かれて、発表や感想をシェアする時間が多くあります。他の参加者と会話する中で、自分にはない視点を得ることができ、新たな気づきを得ることができます。

またリヴァが提携しているIBM社の提供する社会貢献プログラムSkillsBuildを利用することで、オンライン学習プラットフォーム上で、ビジネスに必要な知識、IT基礎知識、IT専門知識を学ぶことができます。

ここでは実際に受けられるプログラムの一例をご紹介します。

集団認知行動療法(CBGT)

CBGTとは、グループで行う認知行動療法です。簡単に言うと、「物事の捉え方を見直すプログラム」です。

私たちは、同じ出来事でも「どう受け止めるか」で気持ちや行動が変わりますよね。例えば、冷蔵庫に少しだけお茶が残っているとき、「これしかない」とがっかりするか、「まだ少しある」と前向きに考えるかは人それぞれです。

集団認知行動療法では「これだけしかない」と悲観する認知を見直し、「少しでもあってよかった」と捉えなおす練習を行います。さらにこの「受け止め方」をグループで共有することで、新しい視点を一緒に探ります。ストレス軽減や適応力向上に役立つプログラムです。

ダイアログ

ダイアログは、自分の「働き方」や「生き方」など、答えのないテーマについてじっくり考えるプログラムです。毎回テーマを決めて、参加者みんなで考えや気持ちを話し合います。

「自分にとって仕事とは何か」「健康とは何か」など、普段はなかなか深く考えないようなテーマを通じて、新しい考え方や価値観に出会うことができます。他の参加者と意見を交換することで、自然と視野が広がり、自分の軸を見つけるヒントになります。

オンラインリワークのサービス対象者

リヴァトレ大阪本町のオンラインリワークサービスは、下記地域の方が対象です。

  • 大阪府内でも大阪本町センターから遠方にお住まいの方
  • 兵庫県
  • 京都府
  • 奈良県
  • 三重県
  • 和歌山県
  • 滋賀県

 

また、体力の低下により外出に不安がある段階の方が、オンラインリワークと通所でのリワークを併用しながら回復を図り、徐々にセンターへの通所を増やしていくといった用途にも対応しています。

※基本的には、月1回はセンターへの通所が必要になります。お住まいの自治体により取り扱いが異なるため、詳しくはリヴァトレ大阪本町までご相談ください。

オンラインリワークを利用し、復帰された方の声

プログラムはもちろん、グループワークを通じ、他利用者との対話で気づきを得られた事も多かった(自分の良さ、長所等)。仕事だけでなく、自分の人生レベルで改めて今後どうしていきたいのかを考える時間をたくさんとる事ができた。タスク管理の手法を見直し、行動実験する時間を得られ、効率的な時間の使い方を確認する事ができた。(30代・男性)
今まで周りに同じ病気になっている人がいなかったので、リヴァを通じて同じ病気に苦しんでる人に出会い、また休職、復職を繰り返して自分はなんてダメなんだという思いで苦しんでいたが、他にも同じような方がいて、自分がダメだったわけじゃないんだと思えるようになった。(30代・女性)
復職にあたって、仕事に対してプラスのイメージが湧いた。仕事することは必ずしも辛いだけでなく、充実感などの楽しい側面もあるのだと改めて思うようになった。(20代・男性)

オンラインリワークのメリット

交通費が安く済む

遠方からの通所の場合、往復の交通費が高くかかってしまうということがあるかと思います。オンラインリワークであれば在宅で受講可能なので、交通費を抑えながらリヴァトレのプログラムを受けることが可能です。

スモールステップで利用できる

リヴァトレ大阪本町では週1日 半日の通所からスタート可能とはしていますが、体力が落ちてしまって通所するのはハードルが高いという方もいらっしゃるかもしれません。

そういった方には、ご自宅から参加できるオンラインリワークを活用しながら徐々に体力を付けていき、通所の回数を増やしていくのがおすすめです。今の状態に合わせて段階を細かく設定でき、ステップアップしていくことができます。

コミュニケーションのハードルが下がる

対面でのコミュニケーションは緊張してしまい苦手でも、オンラインでのコミュニケーションは緊張しづらいという方もいらっしゃいます。そういった方は、オンラインでプログラムに参加して、人と会話することに慣れていったあとで、対面でのコミュニケーションにチャレンジする活用の仕方が効果的です。

心身の調子の波がある中でも訓練を継続できる

利用中、復帰に向けて訓練を重ねる中で心身の調子が乱れてしまった際にも、オンラインリワークを活用することで訓練の継続が可能です。

少しでも「行動」をすることで、「気分の落ち込みがある中でも訓練を継続できた」と前向きに捉え、気分の落ち込みの負のスパイラルに陥ることを避けることができます。

※大きく心身の調子を崩した際は休息が第一優先です。

在宅ワークを見据えた訓練ができる

復帰後、在宅ワークでの就労の可能性がある方は、オンラインリワークを活用することで職場復帰(再就職)を想定して取り組むことができます。

一人の環境の中、時間やタスクの調整、オンラインミーティングへの参加を想定しながら訓練することで、少しずつ復帰後の環境に慣らしていきましょう。

近くに復帰支援の専門家や相談相手がいない方でも利用できる

各企業の休職者支援担当者様をはじめとする専門家や、その他相談機関がお住いの周辺にない方でも、オンラインリワークであればご自宅から繋いで支援を受けることが可能です。

また、ご家族やご友人には話しにくいことでも、スタッフやリヴァトレを利用されている当事者の方々に相談・意見交換ができます。

オンラインリワークのデメリット

対面でコミュニケーションできる機会が少ない

オンラインリワークを自宅で受けるのが中心となる場合、対面でのコミュニケーションの機会が限られてきます。もし復帰に当たって対面のコミュニケーションに慣れる必要がある場合は、通所の割合を増やしていくのがおすすめです。

プログラム以外の時間を自己管理する必要がある

プログラムが実施されている10:00~12:00、13:30~15:30以外の時間は、ご自身で管理いただく必要があります。

例えば、復帰のために朝の起床時間を早める必要のある方は、10:00までの時間を有効に活用する工夫をご自身で実行していただくことになります。

よくある質問(FAQ)

Q1.ネット環境やパソコンがないのですが、利用可能ですか?

オンラインリワークはプライバシー保護の観点から、基本的にご自宅で受講いただいています。ご自宅にネット環境がない場合には、事前のご準備が必要です。ノートパソコンについては貸与可能です。

Q2.オンライン会議システムZoomを使ったことがないのですが…

Zoomの使用方法については、体験前や利用開始時にご説明します。都度サポートもできますので、事前にご準備いただく必要はありません。

最後に

完全には体力が回復していないので、スモールステップで通所数を増やしながら訓練を継続したい方や、関西エリアでリワークを探しているがご自宅近くに自分にあうリワークがないという方もいらっしゃるかと思います。そういった方は、自宅から利用できるオンラインリワークがおすすめです。

リヴァトレ大阪本町では相談・体験もオンラインで実施可能です。随時受け付けておりますので、下記からお申し込みください。またご不明点などございましたら、Webまたはお電話(06-6563-7522)にてお気軽にお問い合わせください。

約14年間で蓄積した支援のノウハウと「オンライン」の強みをかけ合わせた支援を、関西エリアで必要とされる皆さまに届けてまいります。

ぜひ、新たな一歩を一緒に踏み出してみませんか?

まずは無料パンフレットをご覧ください

リヴァトレは、うつなどのメンタル不調でお悩みの方の復職・再就職をサポートするリワークサービスです。

復帰に向けて行う取り組みについて、無料パンフレットでわかりやすくご紹介しています。

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