2拠点居住への憧れ

3,129 views

こんにちは、リヴァの伊藤です。

お盆に山梨県の勝沼に行ってきました。
その目的は、山梨と高知、2つの県を行き来する農家の荻原さんと会うため。
空き家を改装してシェアハウスにするなど、その活動に興味を魅かれました。

僕自身が複数拠点をもつ生活をいずれしてみたいと思っていたのもあります。


(※写真は勝沼のワイン醸造所の1つ。風情ある建物でした)


葡萄農家を営む荻原さんは、
デラウェアやシャインマスカットだけでなく、
ワイン用の葡萄も生産されています。

その葡萄はとても美味しい。
百果苑というところです。
試食も出来ますので、是非立ち寄ってみてください。


そんな荻原さんは、
山梨と高知を行ったり来たりする生活を実践しています。

キッカケとなった話を伺いました。

『僕の生活は4月末から10月末の約6ヶ月が繁忙期で束縛されます。
10月になると日も短くなって、寒くもなって、
葉の紅葉、落葉も始まって、ぶどうも棚から無くなって・・
満足感と共に憂鬱感や寂しさが湧くんです。
そんな中、ご縁あって去年から高知に一ヶ月間
生姜農家さんのとこに行ってみることにしました。
生姜は10月末から繁忙期なんです。
太陽の高さが違って、緑の色が違って、日の長さも西に行ったので長くなって、
暖かく感じるし、繁忙期に入ったんで活気もあって。』

 

山梨の農家で地元の特色を知っているからこそ、
高知の農家に入っていってその地元の文化や仕事の仕方を知っていくことが
とても新鮮で面白かったそうです。

誰もが萩原さんのように行動出来るわけではないですが、
生き方の1つとして、拠点を複数持って仕事をしていく生き方というのも
これからの生き方の選択肢としてあっても面白いと思いました。

今後、弊社が地方に活動を広げた際には
是非何か一緒に出来たらと考えています。

 

荻原さんが仰ってた言葉で素敵だなと思う言葉を最後にご紹介します。


『一時期は社会に合わせて仕事をしようと思っていましたが、
自分を抑えて社会に合わせて真っ直ぐになって、
社会という箱に収まったときに、
真っ直ぐなものばかり入ってる箱の中に入ってしまったら、
隙間が無くなってしまい身動きが取れなくなり、抜け出せなくなると思っています。
曲がったままで社会の箱に入っても隙間が生まれます。
それがゆとりだったり余裕だったりだと思ってます。
豊とは曲がった豆と書きます。 曲がった人でありたいとも思ってます。』


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

この記事をシェアする
この記事を書いた人
伊藤 崇 株式会社リヴァ 代表取締役

1978年宮城県生まれ。大手システム会社でエンジニアとして勤務後、障害者就労支援会社に転職。多くのうつ病患者を生み出す企業や社会への疑問と関心から2010年8月にリヴァを設立、現在に至る。

トップ
トップ