【リワークプログラム】物事の捉え方をバランスよくする『集団認知行動療法(CBGT)』

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こんにちは。リヴァトレスタッフの大倉です。

この記事では、リヴァトレで提供している「集団認知行動療法」というプログラムについて、ご紹介します。

認知行動療法とは

例えば・・・

『夏の暑い日、のどがカラカラの状態で帰宅。冷蔵庫の冷えたお茶をすべてコップに入れたら、このイラストの量だった』

こんなとき、皆さんの頭の中にはどのような考えが浮かぶでしょうか?

「コップ一杯分あってよかった!」と考える方もいれば、「これだけしかないのか…」と考える方もいると思います。物事の捉え方は人それぞれですよね。

認知行動療法では、そんな認知(考え方・捉え方)と行動に焦点を当て、現実に応じたバランスの取れた認知と行動を再検討します。

家にあったお茶はこの量でも、すぐに買いに行ける状況であれば、コップ一杯あったことを「よかった」と捉えても、問題はないかもしれません。

でも、震災直後のようにものが手に入りづらい状況だったとしたら…「これだけしかないのか」と捉えて大切に飲む必要があるでしょう。

認知行動療法は物事をポジティブに捉えるものではありません。まず現実を丁寧に見つめなおし、その結果、現在の捉え方が役に立っているかを考えます。見落としている事実があれば、それを拾いなおします。その上で、最初の自分の考えや行動が役に立っていないようであれば、改めてどのように考えたり行動したりするといいかを検討する。

そんな“捉えなおしの方法”が認知行動療法です。

「自分が何か失敗したのではないか」と気になって、仕事に手がつかずに困ることがある。
人に何か「嫌なことをされた」と感じた時に、なかなかそのイライラがおさまらない。
朝起きられないときに自分を責めてしまう。

このような日々の困りごとにも、認知行動療法で対処していくことができます。

 

リヴァトレで行っているのは『集団認知行動療法』

医療機関などで行われる『認知行動療法』は治療者と治療を受ける人の1対1で行うものが主流ですが、リヴァトレでは4~8人程の集団で行います。

まず概要に関するレクチャーを受けた後、困りごとの共有や、それに対する意見交換を行います。

「集団」のメリット

共感し、不安感を和らげる

他の参加者と共有することにより、不安感や孤独感が和らぐ効果が期待できます。

「自分だけがこう考えているわけじゃないんだなと分かって、ほっとした。」「こういうことって自分にもあるよな~と感じた」

対処のヒントを得て参考にできる

他の参加者の考えや問題解決方法を知ることができ、自分が抱える問題に対処する際の参考にすることもできます。

「なるほど~」「あるある!」

第三者の意見を聞くことで、考えや行動の改善につながる

他の参加者からコメントをもらうことにより、考えや行動が柔軟になったり、自信を持って取り組めたりすることもあります。

「そうやって考えられると、楽になりそうですね」「その工夫っていいと思います!」

「集団」のデメリット

回数や進め方が決まったパッケージとなっています。そのため、個々人の状態や状況に応じたきめ細やかな進め方をすることは難しいといえます。

「集団」のデメリットの補い方

リヴァトレでは、集団認知行動療法を「ベーシック」と「アドバンス」に分けて開催しています。

ベーシックでは基本的な考え方や、「問題解決ワークシート」や「7つのコラム」などのツールについて、座学やシェアを通して学びます。

アドバンスでは、ベーシックで学んだことをベースに、その時の自分の困りごとに合った方法を選んで進めていきます。また、希望者の困りごとをメンバーで検討をする機会を設けています。テーマを出された方は、いろいろな視点からのフィードバックを得て、自分の考えや行動の視野を広げていく機会になります。

また、「問題解決ワークシート」や「7つのコラム」などにご自身で記入してスタッフに提出することで、個人的に相談する事もできます。

他のプログラムとの関わり

自己分析で気づいた自分の特性について、「このままだと辛い!」と思うことがあれば、認知行動療法の方法を使って変化を促す取り組みも行えます。

また、継続的に通所するうちに“利用者やスタッフとの人間関係”や“自分自身の行動”で悩んだり、つらく感じたりすることもあるでしょう。そんなときは、その事例を『集団認知行動療法』でタイムリーに相談すれば、解決のヒントを見つけられるかもしれません。

さいごに

認知行動療法は、一度身に付けてしまえば“いつでもこっそり無料で使える、ストレス対処の技”になります。

社会復帰後もネガティブな感情や考えを抱いたり、なかなか行動に移せない場面に遭遇することがあるでしょう。そんな際に役立つ解決の方法をリヴァトレ利用中に見につけて、将来的な再発予防につなげていきませんか。

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