マイナスをプラスにする逆転カンパニー

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こんにちは、リヴァの伊藤です。
先日全社員研修として、産廃処理事業を展開している
石坂産業を見学してきました。

その目的は、
関わる人すべてにおもてなしの気持ちをもって
相手が感動するくらいの組織にしたいからです。

※季節ごとに会社エントランスに飾るものを変更している

まず、送迎のスタッフ、運転手
そしてバスの誘導するスタッフ皆さんが
笑顔でそして丁寧な対応をして頂きました。
工場内で会うどのスタッフも笑顔で挨拶をしてくれて
会社としておもてなしを掲げ、
それがしっかりとスタッフまで落ちていました。

しかもエントランスにはその日お越しになる企業名が
旅館のように掲げられていました。
これは見学する企業だけでなく、
打ち合わせで来られる企業名も掲げているそうです。
すごい会社です。

処理現場は、重機が生き物のように動いていました。

※まるで生き物のように操られる重機

各持ち場には、スタッフの紹介がされていました。
女性の感性ならではだなーなんて勝手に想像。

見られることでスタッフもしっかりと仕事をするようになり、
また自分の仕事に誇りを持てるようになるんでしょうね。

※最初は顔のみにしていたが囚人のようだとの声で全身ポーズに変更になったそう

見学後のワークでは、
ホスピタリティに関しての講義をして頂きました。

ホスピタリティとは正当な対価サービスがあったうえで、成立するもの。
たとえば、おいしくないラーメン屋さんがあったとして
いくら丁寧な対応をされても、意味をなさないということです。

これは社内にも言えて、
自分の役割をこなさないスタッフが、
周りに気遣いをした対応をしていても、
まずはやることをやりなさい。と思うわけです。

考えてみれば当たり前のことなんですが、
ついホスピタリティの素晴らしい会社に出会うと、
自分の会社もそうでありたいと思い、
表面的なものだけを真似ようとしてしまうことは
よく起こりそうなことだなと思いました。

そして社内に浸透させる上で大切なこととして、
言葉の定義を各人に任せず、具体的な行動として認識を合わせていくこと

このあたりも気づきをもらいました。
石坂産業さん、ありがとうございました!

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この記事を書いた人
伊藤 崇 株式会社リヴァ 代表取締役

1978年宮城県生まれ。大手システム会社でエンジニアとして勤務後、障害者就労支援会社に転職。多くのうつ病患者を生み出す企業や社会への疑問と関心から2010年8月にリヴァを設立、現在に至る。

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