スタッフとの関係づくり

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こんにちは、リヴァ伊藤です。

現在のリヴァは30名弱の組織ですが、スタッフは事務所も含め、5つに拠点に分かれて仕事をしています。ですから、普段は顔を合わせてないんですよねー。

「代表は普段何をしてるんだ?」なんて思われていそうです。。

月に1度はスタッフ全員で顔を合わせて会議や歓迎会などを実施しています。それに、スタッフ同士でのフットサルやイベントにも参加したりしていますので、それなりにお互いのことを分かっているつもりではあります。

しかしながら、例えば月次の会議で参加者全員に向けて話をしても、誤解されていたり、集中して聞いてくれていなかったり(涙)と、聞く側の関心事やリテラシーによって理解の内容や深さに差が出ます。

また、大勢がいる場では、不明な点があったとしても「みんなの時間を使っては申し訳ないな」などと考えてしまい、質問しにくいものですよね。

3年前のある日、1つのキッカケがありました。
創業と同時にリヴァトレ高田馬場を利用して、その後スタッフになった松浦。彼は前職で、自分の部下でもありました。(彼が疾病を抱えて出勤できなくなり、上司として対応の難しさを実感したことは起業の理由の1つ)

前職からの付き合いでもう8年以上になりますか。そんな彼と3年前に初めてサシで食事に行きました。

※スタッフの行きつけのお店を案内されることも

そこで自分が伝えたいことがうまく伝わっていなかったことが分かったり、彼自身が言えずに抱えている悩みなどを打ち明けてくれたりと、いつもとは違う、より深いコミュニケーションができたのです。8年の付き合いがあったのにも関わらず。

もしかして他のスタッフとこういう場を持っても、同じことが起きるのではなかろうか!?

1:1だから言えることってあるね、うん。

※はっはーん、そういうことか!

そう思って、すぐに「年1回はスタッフと1:1で食事にいく仕組み」を創りました。

おかげで「3人では言えなかったことが、2人だから言えました」、「リヴァトレ以外の事業はそんな意義があったんですね」などの声を聞くことができ、それ以来、1:1のコミュニケーションの大切さを実感しています。

過去には、仕事以外の話で盛り上がり過ぎて再度別日で設定し直したことや、スタッフ行きつけの店に案内され、明け方まで語るなんてこともありました。

スタッフと話していると、また明日から頑張ろうというエネルギーをもらえます。

※エネルギー充電のいい機会

さて、今後スタッフ数が大きく増えた時にはどうするか。
このあたりは自分が描く組織像と絡んできますので、また別の機会にでも!

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この記事を書いた人
伊藤 崇 株式会社リヴァ 代表取締役

1978年宮城県生まれ。大手システム会社でエンジニアとして勤務後、障害者就労支援会社に転職。多くのうつ病患者を生み出す企業や社会への疑問と関心から2010年8月にリヴァを設立、現在に至る。

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