走りながら考えたドタバタの日々…【リヴァ10周年社史漫画】「第2話 リヴァトレサービス開始」

636 views

株式会社リヴァの設立10周年を記念して制作を開始した「社史漫画」。今回ご紹介する第2話では、当社のメインサービス「リヴァトレ」立ち上げの舞台裏を描いています。後半では、プログラム開発等にも携わった取締役・青木の解説も掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください!

第1話 リヴァ設立」はこちらからお読みいただけます。

漫画本編

※社史の漫画化にあたって、実際の出来事を脚色して描いています

解説 ―取締役・青木

うつなどで悩む方を見て感じた 「適切な支え」の必要性

リヴァの設立に参加するまで、私は労働局で個人向けのカウンセリングや、企業の人事業務、社会保険労務士としての休復職の制度設計、障害者雇用の支援などに携わってきました。当時(2000年代前半)のうつ病の治療・支援を巡る状況を振り返ると、まずカウンセリングの認知度が低く、リワークという概念もほんの一部でしか知られていない。回復してきた患者さんの活動場所は自宅や病院、ハローワーク(人によっては図書館)などに限られていて、社会復帰に向けた「適切な支え」は用意されていない。まるで、険しい山を細いロープだけを頼りに登るような状態でした。

一方で、私が仕事を通じて関わったうつ病患者の方々は皆さん、社会で活躍するのに十分な能力や意欲をお持ちで、むしろ頑張った結果として休職されている方もいらっしゃいました。そんな方たちが切り捨てられるとしたら、もったいないし、その社会に先は無いでしょう。私は「適切な支えが提供されさえすれば、状況は変わる」「病気になる前よりも、なった後の人生の方が素晴らしいと感じられる再生への道をつくりたい」という思いを抱き、新しい会社の立ち上げに参加しました。

リヴァトレを支える“4つの要素”と“スタンス”

リヴァトレのプログラムに関しては、私のカウンセリングを受けて復帰された方々に見られた変化から4つの要素(①復帰後を想定した生活習慣/②職場で働く力の回復・向上/③疾病・ストレス対処/④働き方・生き方の再構築)を抽出し、それらを満たすように開発を進めていきました。

開発にあたって重視したのは、背景にある理論や理屈はある程度紹介するにしても、それに縛られないこと。理論通りやってもうまくいかない、あるいは理論通りできないということは、誰しも経験があると思います。決して頭でっかちにならずに、一緒に取り組んでいる仲間の経験も参考にしつつ、行動を起こして経験をすることを通じて必要な変化を起こしていけるようにプログラムを構築しています。

私が皆さんにぜひご理解いただきたいのは、プログラム自体やその構成以上に、そのプログラムを提供する支援員のスタンスが大切だということです。プログラムはあくまでもただの材料に過ぎず、それを活かすか殺すかは、支援員次第なのです。料理に似ているかもしれませんね。素材が良くても腕次第みたいな

解説 ―リヴァ代表・伊藤

閑散としたオープンから一転 徐々に広がるサービスの価値

サービス開始にあたって一番苦労したのは集客です。当時はまだ「リワーク」というサービスが一般に浸透していなかったため、まずはその必要性を伝える必要がありました。精神科などのクリニックや産業医の先生方をはじめ、様々な方にリヴァトレの説明をし、ヒアリングを繰り返しながら、ようやく20名ほどに利用の検討を始めていただくことができました。

しかしながらオープン初日の利用者はなんと3名。しかもそのうち1名は、前職からのつながりある者(現リヴァスタッフの松浦)です。「せめて10名程度は」と思っていただけに、内心かなり落ち込みました。それでもサービスを続けるためにと、可能性がありそうな医療機関にアポを取ってはサービスの説明を行い、利用者さんの紹介を依頼する日々を過ごしました。

サービスの構築や運用を担う青木さんと、集客や資金繰りに奮闘する私。二人は仕事帰りの遅い時間によく近くの居酒屋に行き、愚痴をこぼしながらも、将来のことを話したものです。「たとえ会社が立ち行かなくなったとしても『これだけやってダメなら誰がやっても難しかったんだ』と思えるくらいやり切ろう」、そう言ってお互いを励まし合いました。そんな努力の甲斐あってか、少しずつ利用者さんが増え、センター内にも活気が満ちて、その様子を見た見学者の方の利用申込みにもつながるという好循環が生まれました。ようやく一つ目のサービスであるリヴァトレを軌道に乗せることができたのです。

 

作画

狭間 創

漫画家
三度の飯と漫画が好き。リヴァの社史を面白おかしく読めるよう真面目にふざけて描きます。前職はデザイナー。

 

お楽しみいただけましたでしょうか?リヴァの歴史を描いた社史漫画、まだまだ続きます。第3話もどうぞお楽しみに。

この記事をシェアする
トップ
トップ