【うつ体験談】「認められたい自分」から「他人を認められる自分」へ-30代男性(2/2)

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リヴァトレ市ヶ谷に通い、再就職された30代男性Wさんにお話しを伺いました。

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ある利用者との出会いから
ありのままを認められるように

「今月を振り返り、来月の行動を宣言する利用進捗報告会」というプログラムでのことです。

ある利用者さん(以下、Mさん)が「私は人前で話すのが苦手なので、来月は全体発表(プログラム中に行う人前での発表)に挑戦します」と宣言されたんです。

Mさんは元々積極的に発言をする人ではなかっただけに、自身の弱点を認めた上で勇気をもって口にされたその言葉は、私の心に強く残りました。

そして翌月、宣言通りに人前での発表に挑戦されているMさんを見て、私は「Mさん、ちゃんと行動に移していてすごい」と伝えました。

それからしばらくしてMさんが卒業される時、私に「あの一言が支えになりました。見てくれる人がいるっていうのがありがたくて、嬉しかった」と言ってくださったんです。

「自分が言った何気ない一言でも、誰かの力になることがあるんだ!」と嬉しく思ったのと同時に、「人が変化できること」を心から信じられるようになりました。

また、「自分を認めてほしい。という思いに執着してもがくよりも、他人に関心を持ち、その成功を応援する方が、自分の幸せにもつながるのではないか…」という考えも浮かびましたね。

この出来事がきっかけで、相手にポジティブなメッセージを送れるようになり、自分に対しても「自分はこういう良いところもあれば、こういう悪いところもあるな」と評価できるようになりました。

出来ない自分も、少しづつ認められるようになったと思います。

あれだけ抵抗を感じていた「うつ経験者であること」も、受け入れられるようになりました。

人は一人では生きていけないことを実感
新しい職場では「淡々と」過ごしたい

リヴァトレは「苦しみながらも、歯を食いしばり、前向きに頑張っている人」がたくさん利用されていました。

そんな人たちと時間を共有することで「苦しいのは自分だけじゃないんだ」と知り、自分のことを客観的に見つめ直すことができたと思います。

昔は許せなかったグチも、いまでは「時には必要」だと考えるようになりました。

信頼できるリヴァトレの仲間と月に1回、“心のデトックス”と称して、喫茶店でお互いの心のモヤモヤを吐き出し合っているんです。「人は一人では生きていけないんだな」と、心から実感しています。

新しい職場ではリヴァトレでの経験を糧にして、「淡々と」を意識して過ごしていきたいです。

仕事ばかりに目を向けず、自分の体調も観察して、調子が悪くなったら心のデトックスをしたり、リヴァトレで身に着けたストレス対処を実践してみたり。

自分を大切にしながら過ごしていきたいですね。

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この記事を書いた人
北口 ひとみ 元リヴァスタッフ

大阪出身。上京後はWEBディレクターを経て、リヴァへ入社。支援職をする傍らリヴァマガの運用管理に携わる。大阪移住を決意しリヴァを卒業。元リヴァ社員として退職後も執筆を継続。

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