リヴァBiz利用者インタビューVOL.30:ASさん「リヴァBizを利用しなかったら、 一生自分を見つめ直すことは無かったと思う」

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産業医(人事)から紹介をされたときの印象は?

2月から休職となり、4月半ばくらいになって調子がよくなってきた。5月のGW明けくらいには復職できるのではと思い産業医面談に臨んだところ、リワーク利用を勧められた。まだ⾧期間休まなければならないのかという焦りと、無給だったこともあり、利用料を一部自己負担しなければならないことが経済的に不安だった。しかし、自分が休職に至った原因についてきちんと説明することができない状態であったため、復職へのステップとして必要だと思い、リヴァBizを利用することにした。

どんなことを取り組んだのか?

リヴァBizを利用すると決めてからは特に迷いはなく、真面目に参加して、最短の3か月くらいで復職しようと考えていた。しかし、実際に利用を開始してみると、プログラムに参加したり、課題をこなすだけで精一杯。在宅が⾧くなったことで運動もほとんどしておらず、生活習慣も整っていなかった。そんな中、生活習慣を見直すプログラムでは、他の利用者がご自身の取り組みをシェアされている様子を聞き、食事・運動・睡眠の大切さに改めて気づくことができたり、アサーション(自他尊重のコミュニケーション)では、自分のコミュニケーションの取り方についてフィードバックを貰うことでクセに気づくことができ、よいと思ったものは実際に試すことで改善することができた。また、キャリアデザインワークでは「定年までどう働くか」から、「定年後の過ごし方」について自分の理想像が描くことができ、嬉しくなった。

リヴァBizを利用したことで得られた変化は?

私はとにかく自己肯定感が低かった。これまで仕事中心の生活で、100%全力でやって当然だと思っていた。自分自身のことは後回しになっていたし、自分が他人に劣っているとも感じていた。しかしリヴァBizを利用することで、他の利用者やスタッフからアイデアを貰ったり、自分が気づいていない点についてもプラスのフィードバックを貰うことで、徐々に自己肯定感も上がっていった。これは自分ひとりで考えていたら絶対思い浮かばなかったことで、皆さんが実体験に基づいたリアルな話をしてくれたからこそ得られた貴重な体験だと思う。他者の意見を素直に受け止め、リヴァBizを利用したことで得られた変化は?試行錯誤するプロセスは今後の自分の人生を豊かにしてくれることを実感できた。 リヴァBiz利用者インタビューVOL.5:Qさん「休職と復職の白黒の世界を見てきたが 他にも色々な色が見えるように」

休職者へのアドバイスは?

この病気にならなかったらリワークという制度すら知ることはなかったと思うし、リヴァBizを利用しなかったら、一生自分を見つめ直すことは無かったと思う。「自分を見つめ直す」良い機会。
こんな機会は、なかなか得られない。⾧い人生の中、ほんのわずかな時間、時には立ち止まって考えてみるのも大事だと思う。自分が楽になるし、今後の人生が豊かになると思うので、是非トライして貰いたい。決してムダな時間ではない。

休職者利用したいと思えるような人事や産業医からの声かけは?

人事や産業医の先生から勧められるだけではなく、実際にリヴァBizを利用して復職された方から、直接話を聞く機会が得られたらいいなと思った。休職中の方が、実際に不安に思っていることを、経験者に直接聞くことにより、不安な気持ちが少しでも軽減され、納得した上で利用が出来るのではと思う。


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