【ムラカラ利用者インタビュー vol.2】「ええんちゃう」でムラカラを利用した理由と利用後の変化

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大阪から7カ月間ムラカラを利用して下さった60代Bさん。うつ病を発症してから、入退院繰り返しながらも自宅から病院のリワークに通うなど自分の人生に前向きに取り組まれてきました。
そんなBさんがムラカラを利用してどのような変化があったのか聞きました。

ムラカラを知った経緯、どんな気持ちで探していたか

『ノルウェーの森』という本を読んで、この本に出てくる精神疾患の人々が暮らす村が実際にないかネット検索をしていました。最初は、宿泊施設・療養施設を調べても医療機関ばかりでてきましたが、「うつ 村」と検索したら、ムラカラがヒットしました。HPを読んで、ムラカラは新しい事業でしたが、運営している会社のこれまでの実績から信頼することができ「ええんちゃう」と思いました。

利用を検討する際に不安だったこと、利用の決め手について

事前に「どうしても合わなかったらやめる」とスタッフにお伝えしていたので、特に大きな不安はありませんでした。

利用の決め手は、事前にスタッフとZoom・メールでやり取りしている中で、きちんと対応してくれて安心することができたからです。私が体験宿泊をせずに、退院後すぐに利用を開始することができたのも、入院中の時からスタッフと信頼関係を築けていたおかげです。

また、これまで病院のリワークに行っても変わらなかったので、思い切って環境を変えてみようと決意しました。

【ムラカラ利用者インタビュー vol.2】「ええんちゃう」でムラカラを利用した理由と利用後の変化①

ムラカラでどんなことに取り組んできたか

最初はウォーキングやスロージョギングなどの運動やPMR(※1)を行い、体力の回復と睡眠の質改善に努めていきました。マインドフルネス瞑想(※2)にも取り組んでいき、自分自身の状態と向き合っていきました。特に、私は何のきっかけもなく胸の動悸が始まり、その動機をきっかけに気分の落ち込みが生じることに数年間悩んでいたのですが、マインドフルネス瞑想でつぶさに胸の動悸についての観察を行っていくうちに段々と動悸がする回数も減ってきました。今ではほとんど動悸はなくなるほど改善することができました。

日常的にも経験豊富なスタッフが相談に乗ってくれ、自分に合った対応をしてくれましたし、少し離れたところから全体を見守ってくれていたおかげで安心して生活を送ることができました。後半からはムラカラだけなく自宅での生活に慣れるために、自宅で過ごす時間を増やしていきました。

(※1)PMR(漸進的筋弛緩法):意図的に筋肉の緊張状態と弛緩状態を繰り返し、副交感神経を高めてリラクセーション効果を得る方法。
(※2)マインドフルネス瞑想:「怒りや不安などから距離をとった中立的な物事の捉え方」に思考をシフトすることを目的とする瞑想法

現時点でのムラカラの利用で得られた変化はあるか

2~3年前からあった胸の動悸がなくなったことは大きな変化でしたね。当初はこれが起こると、体を動かすことさえ難しかったので、気分も安定して落ち着いた日々を過ごすことができるようになったことはとても嬉しかったです。

また、妻と本音で話し合うこともできました。以前は、お互いが遠慮して自分の気持ちに引きこもってしまっていました。妻に対して自分の病気のことを「なんで分かれへんねん」と思っていましたが、どのようにしんどいか尋ねられても、自分の言葉で表現をすることは難しく、自分以外の人がこの病気について理解することは容易ではないと気づくことができました。妻に甘えるだけではなく、妻の立場になって物事を考えるようになれたおかげで、妻との関係も変化し気持ちがとても楽になりました。

【ムラカラ利用者インタビュー vol.2】「ええんちゃう」でムラカラを利用した理由と利用後の変化②

今後、どのような取り組みをしていきたいか

まずは主夫になって家庭を支えていきたいと思っています。主夫をこなせるようになったら、自分が好きな音楽関係の仕事をしていきたいですね。前職に戻るという選択肢もありましたが、ムラカラで療養をしていく中で、自分を客観的に見つめることができ、これからは自分の好きなことにチャレンジして生きていきたいという気持ちが生まれました。もちろん不安もありましたが、スタッフに相談に乗ってもらい、経済面に関する情報も色々と教えて頂けたので、やっていけると安心することができました。

運動とマインドフルネス瞑想は、自分のペースに合わせて暮らしに取り入れていき、無理をせずに新たな人生を楽しんでいこうと思っています!

最後に担当スタッフ(青木)より

頭では分かっていても、どうにもついてこない体と心。入院をしてもリワークに行っても改善しなかった症状を改善できたのは、ひとえにBさんの決意と努力の結果でした。しんどくなってきたタイミングで、敢えて更に負荷をかける提案をさせて頂いたこともありました。また、もう大丈夫だろうと思った矢先に体調を崩されたこともありました。でも前を向いてコツコツと取り組み、力を取り戻した姿に私たちも仲間の利用者さんも元気をもらえたように思います。復職するか退職して自分のやりたいことをするか、ご家族の考えもある中で、とても難しい判断をされたと思います。大変なことも今後もあると思うのですが、これまでの経験を思い返し、乗り越えてきた自分を信じて歩んで欲しいです。

 

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宿泊型転地療養サービス「ムラカラ」

自然豊かな奈良県下北山村にあるシェアハウスでの生活や、メンタルケアのプロによるサポートにより疾病と向き合い、より自分らしい人生へと踏み出すためのサービス。リワークサービスなどを手掛ける株式会社リヴァが運営。

https://liva.co.jp/service/murakara

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この記事を書いた人
黒木千佳 株式会社リヴァ

中村学園大学流通科学部4年
1999年福岡県生まれ
株式会社リヴァ 2022年入社予定
代表伊藤の「うつ病の方が暮らせる社会なら他の人にとっても幸せな社会である」という言葉に胸を打たれ、自分の人生のVISION「生物が生きることに幸せを感じる愛に溢れた世界」を実現できる会社だと思ったため入社を決意。

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