リヴァトレを生み出した「経験と想い」〜プログラム策定までの道のり〜

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リヴァトレ事業部の青木です。

今日は比較的よく聞かれる「リヴァトレのプログラムがどうやって作られたのか?」ということについて書いてみようと思います。

リヴァトレは2011年からサービスを開始していますので、7年以上も記憶を遡らないといけません。時が経つのは早いものです。

サービスの骨格となったのは、簡単にいうと私の「経験と推察」です。経験は大きく分けると2つ、推察は1つ、その計3点を切り口に考えていきました。まとめると以下の通りです。

リヴァトレのプログラムがどうやって作られたのか

①労働局や企業内でのカウンセリング経験

私は以前、カウンセラーおよび社会保険労務士として個人事業を営んでいました。そして、自治体の労働局や企業内で、メンタルに不調を来した方々のカウンセリングをしていたのです。

それらの経験上、頻繁に相談を受けたり、本人の課題として訴えられたことを具体的に書き出していきました。また、交流のあるカウンセラー等、同じような立場の方にもヒアリングして、自分に無かった観点や漏れていた部分を補いました。

最後に、それらの抽象度を上げてグルーピングしていくことで、これから復帰していこうとしている方々の課題について絞り込みを行った訳です。

②企業の人事担当者としての対応経験

前職では企業の人事担当者として、メンタルに不調を来した方に対応していました。その頃や社労士時代には、会社側から見た課題にも向き合っていた訳です。

それらの経験を踏まえ、①の後半と同じく書き出し、仲間にヒアリングし、抽象度を上げてグルーピングするという作業を行いました。

③「戻るのではなく、進むため」に必要と推察したこと

最後に(これが一番大切だと思うのですが)「自分が作りたいサービスは何を目指しているのか」「その実現のために何が必要なのか」をブレストで明確化し、①②と同じく抽象度を上げる作業を行いました。

ちなみに、現在のリヴァトレのサービスコンセプトは「戻ろう、ではなく、進もう」です。※詳しくは、こちらのブログをぜひ参照してください!

当時はまだこういった言葉ではありませんでしたが、「病気になる前よりも、なった後の方が、自分らしい生き方を踏み出せている。そんな風に思ってもらえる分岐点(サービス)を創りたい」そんな個人的な想いから、色々考えてみました。

私がそんな風に思ったのは、カウンセリングをする中で「つらい想いをしながら頑張っている皆さんがこの期間を『元に戻るための時間』として費やすとしたら残念だな」と感じていたからです。

しかし、そうは言っても病状が落ち着き、仕事に復帰していくまでには一定の時間は必要です。どうせならこの時間を「人生をよりよいモノにするために投資する時間」にできないだろうか?

とても個人的な想いであり、見当違いの発想かもしれません。しかし、とにかくそう考えた結果、先に上げた①②だけでなく、③の要素も含めてサービスを作りたいと思ったのです。

試行錯誤を重ねてよりよいサービスへと改善

その後は、見えてきた課題や要件をクリアするために「どんなプログラムをどのように届けるか?」ということを検討しました。

また、利用される方によって目指すところや課題は千差万別なので「スタッフがどんなスタンスで関わると良いのか?」ということについても調べたり、考えたりしていきました。

これらはとても重要なものですが、あまりにもカッチリ固め過ぎても柔軟性が無くなることが懸念されるので、おおよそのところで良しとした感じではあります。

そして、何よりも実際にやってみないと分からないので、後は実践。仲間と共に取り組み、試行錯誤を重ねながら、その積み重ねで現在に至っている次第です。

さいごに

これまで7年にわたって取り組んでみて、難しいなと思ったことも幾つかあります。

その一つは、現場で忙しく動きまわっているうちに、どうしても個別の事象に捉われ過ぎて、そもそもの想い(いまで言うなら企業ビジョンやサービスコンセプト)から逸れてしまいそうになることです。

また、幸いにも沢山の仲間に恵まれて取り組んでいるわけですが、組織としてビジョンやコンセプトを共有し、より高い次元で実践していくということは、一筋縄ではいかないなと痛感したりもしています。

しかし、いまのリヴァには本当に良い仲間が集まってくれているので、組織として個々人の力を引き出し、共鳴し合いながら、より良いモノを生み出していきたいなと思っています。

(青木)

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